井上尚弥の新たなステージ、スーパーバンタム級の試合が決定!
2023.5.7.横浜アリーナ「井上尚弥VSフルトン」
この階級の初戦で、いきなりWBC・WBOの統一チャンピオンとの対戦が決定したことに驚いたファンもいれば、「やはりフルトンか」と予想していたファンも多かったと思います。
この試合の勝敗予想、早くもいろんな意見が飛び交っていますね。
また、海外の反応では意外なコメントも多数見受けられます。
今回、この記事ではそういった下馬評や海外サイトのオッズについてまとめて徹底比較してみました。
- 井上尚弥VSフルトンの勝敗予想は?
- 井上尚弥VSフルトンの海外の反応が意外?
- 井上尚弥VSフルトンのオッズは?
さっそくいってみましょう!
井上尚弥とフルトンを徹底比較
井上尚弥 VS フルトン 5月23日さいたまスーパーアリーナで確定とのこと
WBC・WBO世界Sバンタム級統一戦
■ スティーブンフルトン
21戦全勝 (8KO) 無敗
現WBC・WBO世界Sバンタム級統一王者■ 井上尚弥
24戦全勝 (21KO) 無敗
元バンタム級4団体統一王者 pic.twitter.com/M4Qxl7rz64— ドナルドダックの左ジャブ RIZINガール (@dona_jab) March 1, 2023
ではまず、井上尚弥選手とフルトン選手の戦績や体格差などを比較してみたいと思います。
果たして、井上尚弥はスーパーバンタム級では通用するのでしょうか??
パウンドフォーパウンド井上尚弥の戦績まとめ
引用:https://www.horipro.co.jp/inouenaoya/
名前:井上尚弥
生年月日:1993年4月10日
年齢:30歳(2023年)
出身地:神奈川県座間市
戦績:24戦24勝(21KO)無敗
元WBC世界ライトフライ級王者
元WBO世界スーパーフライ級王者
WBAスーパー・WBC・IBF・WBOスーパー世界バンタム級統一王者
WBSSバンタム級第2シーズン王者
Sバンタム級統一王者フルトンの戦績まとめ
名前:スティーブン・フルトン
生年月日:1994年7月17日
年齢:28歳(2023年5月)
出身地:アメリカペンシルベニア州フィラデルフィア
アマチュア戦績:75勝15敗
戦績:21戦21勝(8KO)無敗
WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者
井上尚弥とフルトンとの体格差は大丈夫?
階級を上げた井上尚弥選手にとっては非常に重要なカギとなるのが、身長やリーチなどの体格差。
これによって戦略は大きく変化します。
井上尚弥 | VS | スティーブン・フルトン |
165cm | 身長 | 169cm |
171cm | リーチ | 179cm |
身長、リーチ共にフルトン選手有利!
身長は4cm差とそこまでないが、リーチ差8cmは大きいです。
フルトン選手はスーパーバンタム級では大きい方で、1階級上のフェザー級に近い体格といわれています。
井上尚弥選手のコメント
「やっぱりフルトンはでかい。一回り二回り大きい中で、サイズのことはやっぱ気にしてますね。だからやっぱ体作らないといけない。フィジカル面とか。」
あとはパンチ力に関しては問題ないと思われますが、どこまで通用するかは未知数。
井上尚弥選手の抜群の距離感と踏み込みスピードでこの差をどうカバーしてくかは重要なポイントのひとつとなると予想されます。
井上尚弥選手の体格はスーパーバンタム級に適しているの?
井上尚弥の身長・・・165cm リーチ・・・171cm
そもそも井上尚弥選手の身長やリーチなどの体格は、スーパーバンタム級では小さすぎるのでは!?との疑問がありますが、
井上尚弥選手の身長は165cmに対し、スーパーバンタム級の平均身長は165~167cm。
身長も、リーチも平均値ということで問題ありません。
ちなみに過去のスーパーバンタム級の名チャンピオンたちの身長とリーチはこちら↓↓
名前 | タイトル | 身長 | リーチ |
フィルフレド・ゴメス | 元WBC王者・世界戦17連続KO防衛 | 165cm | 169cm |
ダニエル・ローマン | 元WBAスーパー・IBF統一王者 | 165.7cm | 171.5cm |
アフマダリエフ | WBAスーパー・IBF世界統一王者 | 166cm | 173cm |
西岡利晃 | 元WBC世界王者 | 168.5cm | 174.5cm |
長谷川穂積 | 元WBC世界王者 | 168.5cm | 169cm |
17連続KO防衛を果たした伝説のチャンピオン、フィルフレド・ゴメスやフルトンの対抗馬である現世界チャンピオン、アフマダリエフも井上尚弥とほぼ同じ。
スピードキングと呼ばれ、世界的にも評価された西岡利晃や、バンタム級で10度の防衛を果たし、その後3階級制覇を遂げた長谷川穂積と比較しても、身長は3cmほど低いですがリーチはほぼ変わらず。
【結論】
- フルトンに体格は劣るものの、スーパーバンタム級の歴代チャンピオンと比較しても全く問題なし。
- パワーに関しては未知数だが、バンタム級の実績からも問題なしとみる。
井上尚弥VSフルトンの勝敗予想は?
5月7日横浜アリーナにてスーパーバンタム2団体統一王者のスティーブン・フルトンと戦います!
新たな階級での挑戦。
皆さん必ず見届けて下さい!!放送はNTTdocomoの新サービス「Lemino」で独占無料生配信 pic.twitter.com/HfTdDZF47W
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) March 6, 2023
「パウンドフォーパウンド」であり、これまでの階級では圧倒的な強さを見せつけてきた井上尚弥選手だけに、スーパーバンタム級でも同様のパフォーマンスを魅せることができるかにかなり注目が集まっています。
では、井上尚弥選手、フルトン選手どちらが勝つと予想されているのか見ていきましょう↓↓
渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則の予想
ボクシングファンではおなじみのお三方のYouTubeチャンネル「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 ぶっちゃけチャンネル」では以下のように予想↓↓
- 当て勘といい、巧さといい、フルトンをより上だと思う。(渡嘉敷氏)
- 俺は余裕でとると思うね(井上がタイトルを)。(竹原氏)
- 面白い、面白くないというよりも、もう鉄板で勝ちでしょう(井上が)。(畑山氏)
引用:YouTube
今までのように短いラウンドでは倒すことは難しいが、7~9Rまで持ちこたえて最後は井上尚弥のKO勝利とみています。
伝説のチャンピオン・具志堅用高の予想は?
カンムリワシと呼ばれ、世界戦13回連続防衛という日本記録を持つ具志堅用高さんの予想はこちら↓↓
- (フルトン選手は)怖い相手ではないね。
- スピードとパンチ力は問題ない。
- フルトンはテクニックとかしつこさがあるボクサー。
フルトンはこれまで世界戦においてKO勝ちが一度もない選手なので、パワーというよりテクニックやしつこさで闘ってくる選手。
その点、怖さもなく、井上尚弥の勝利と予想しています。
プロボクサーたちの勝敗予想は?
カシメロと対戦したことがある赤穂亮選手は、スピードは井上尚弥が上。
フルトン選手はメイウェザーのような選手でテクニシャンのイメージが強いとみています。
井上尚弥VSフルトンの海外の反応が意外?
スティーブン・フルトン
世界Sバンタム級二団体統一王者
21戦全勝8KO無敗『挑戦』するのが好きなんだ。
こんなにも自分を奮い立たせてくれる相手(井上尚弥)とやらない理由がない。
どんな状況にだって対応し、勝つために必要なことをする。『誰が相手でも勝てるスタイル』を俺は持っている。 pic.twitter.com/VjiUhC54x8
— Boxing and Boxing (@boxingnboxing) March 6, 2023
ここまで紹介してきた内容だけ見ると、井上尚弥が圧倒的有利と予想されていますが、これはあくまで日本国内の意見であり、多少ひいき目で見ている部分もあると思います。
そこで気になるのがこの対戦の海外の反応。。
これが意外過ぎると、ボクシングファンの間では話題になっているようです。
いったいどういうことでしょうか??
フルトン選手の地元アメリカではどう予想されている?
フルトン選手の地元であるアメリカではどんな反応なのでしょうか??
Boxing and BoxingというYouTubeチャンネルでは、井上尚弥VSフルトン戦についてインタビューをした動画を翻訳してくれています。
その中で、アメリカでもトップクラスのプロボクシングジムでトレーナーを務める方にインタビューすると以下のようなコメントが↓↓
多分判定までいくよ。フルトンが2-1の僅差判定で勝つ。
アウトボックスでフルトンが支配する。